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猫面【楳図かずお残酷表現の頂点】


この本は、私がこれまでに読んだ楳図漫画の中で最も残酷だと思われる作品。
残酷表現の頂点などと言われています。

1963年に貸本漫画用の単行本として描き下ろされた作品で、
楳図先生が27歳の上京直後に描かれた意欲作。
絵のタッチも、表現も躊躇することなく描かれていてダイナミック。
初めて読んだときには、途中で一旦本を閉じてしまい、この人大丈夫なのだろうか?って呆然としました。



物語はいきなり、主人公で猫嫌いの長屋右衛門正信が、次々と猫を虐殺していくところから始まる。
その長屋右衛門正信の子として産まれた秀信は、猫好きな猫のような顔をした子供。のちに猫面城主と呼ばれ、猫を粗末にしたものに仕返しをしていく。
拷問のシーンがあまりにも残酷で目を塞ぎます。
救いようがないままクライマックスへと展開します(笑)
読み終わったらなんとも言えない脱力感です。

「人こぶの怪」や、「うろこの顔」、そういえば顔にまつわる物語が多いですよね。
ディズニー映画なら野獣に愛を注ぐヒロインが現れて、ラストには呪縛が解け、
ハッピーエンド〜!になるのですが、そうはいかない楳図漫画。
ですが、先生曰く、恐怖と愛が一緒になった第一号。。。って嘘つけ〜!!!(笑)
まあでも、きれいごとではなく、そういったハッピーエンドでは片付かない
世界は実際にあるので、後の作品でも色々と考えさせられたことも実際にありました。
楳図漫画には答えがないので、読み手によって解釈が違うというところも好きです。

この作品を初めて見た時、「楳図先生って大丈夫な人なのかなあ(笑)」って
ちょっと思っちゃいましたが、これを見たら、そんなことすら吹っ飛んでしまうよ。

楳図かずお猫面を語る


のびのびと〜!
生楳図先生は、まことにぶっ飛んでるぅ〜!!(笑)
大好きです。

注:猫好きの人は絶対読まないでね!

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